背景
他の人と自分を比べてしまうことありますよね。ネットとかSNSがあるため、他の人のことがそれはそれはよく見える時代です。
特にそういうところで目にすることが多いのは、フォロワー数の多い人たち。そういう人たちはだいたいキラキラしてたり、金持ちだったり、容姿がよかったり、自分よりすごく見えることがほとんどです。
ただ、比べるのはSNSの知らない人だけではないと思います。
会社の同僚、友達、先輩後輩などなど、身近な人とも比べることは多いでしょう。
そんな「他人と比べ界隈」の中でも今回は会社の同僚に絞っていろいろ考えて書いてみます。
どんな思いか、感情か
お金
給料の差は気になりますよね。まあ日本の企業であれば年功序列が多いので同期との差は出ないと思います。が、ベンチャーとか中途入社が多い会社だと、同じ年次でも給料が違うことは多々あります。今回はそこに焦点を当てます。なにせ僕がそうなので。
給料はいろんな意味で大事です。会社からもらうそれはその会社での自分の価値そのものと言っても良いからです。これは僕個人の意見ですが。
そうなると同じ年次で給料があの人よりも低いことがわかると、あの人より価値が低いかってなっちゃいます。これはこたえます。特に仕事が割と好きでがっつりめに働いてる身としては。
まあこれまでの経験が違うとか、前の会社での給料が高かったとかはあるので一概にあの人の方が上ってことはないのかもしれないですが、そう感じてしまいます。
やってること、仕事内容
お金の他にも、やってる業務内容だったり担当プロジェクトの違いにも目がいきます。自分はそんなに好きじゃない、めちゃくちゃやりたいとも思ってない仕事とかプロジェクトに充てられたのに、あの人はあの人自身もやりたいし、自分もやりたいと思ってたとこに配置される、みたいな時です。自分もあの人も希望は伝えていた、のにあの人だけ希望が通った。この仕打ちは萎えるには十分です。まあ会社側が僕のことも考えて、事業の都合も考えて、この結果になってることは理解してます。ただ、萎えもします。
あの人とは持ってる経験とかスキルが違うので、充てられるプロジェクトがこうなるのはわかるが、別に僕だってそのプロジェクトの業務はできるだけのスキルはあるし、その人とは違った価値の出し方ができる。価値の絶対値で言えばそこまで変わらないと思う。
ここまで分かってるからこそ、あの人と比べてしまって、悔しくなり、萎えて、ため息が出るのです。
解決策
さてここからが本題です。あの人と比べてしまって萎える現象はどう解決したらよいのか。
あくまで僕の解です。
端的に言うと「他人と比べんな」です。そこら中で言われてることですね。それが簡単にできたら苦労しないって人が多そうですが、ここでは「なるほどね、そうやればいいのね」って思ってもらうために、この考え方を僕なりに言語化してみます。
まず僕がやるのは、「自分の世界を広げて考えること」です。要は、世界はこんなに広いんだから、こんなことで悩んでてもしょうがない、ってやつです。
あの人と比べてますよね。でも、なんであの人と比べるのでしょうか。同じ会社で同じ境遇だからでしょう。でも、世界にはもっといろんな人がいますよ。なぜこの会社という狭い世界に閉じこもって物事を考えているのでしょうか。隣のビルには、さらに優秀でぼくがやりたいことをやってて、給料も多くもらってて、いい人生を送ってる人がいるでしょう。東京中にはそんな人がわんさか、日本中にはもっと、世界中にはもっといます。
それなのに僕が見てるのは同じ会社のあの人だけ。これはちょっとおかしい気がしてきます。比較対象なんていくらでもいるのに同じ会社だからという理由だけで、その人一人に絞っています。
こんなことを言うと「いやいや、仮にそう考えたとして、そうしたらもっと比べちゃって自分より上がいて、余計に苦しいじゃないか」と思うかもしれません。というかそう感じる人ももちろんいるでしょう。ただ、僕の場合は、「あ、こんなに大量の人が俺よりも上なんじゃないか。じゃああの人もまあそのうちの一人だし、なんならあの人は自分にはだいぶ近いほうだな。じゃあこんな無駄な比較して、悩んでてもしょうがないな」ってなります。
普通に考えて、他人と比べると言う行為は比較対象が大量にいます。でもあの人と比較して悩む現象に陥ってる時はそのことを忘れて、世界で自分とあの人の二人だけが戦っていると思い込みがちです。そうするとたった二人しかいない中で自分が負けてるので、悔しいし萎えます。でも実際にはもっと大量に負けてます。
そして、それと同時に大量に勝っているでしょう。次はこれです。自分は広い世界でいったらだいぶ勝ってる方なんだと自覚することです。
今の自分の仕事内容とか給料とかを考えてみましょう。結構いいな、ちゃんと積み上げてきたなってなりませんか?今の状況を当たり前のものとして捉えて、そのありがたみに気づかないのはよくあることです。
下を見て安心することはあんまり好きではないですが、自分が落ち込んでる時はいいと思います。自分よりも下の仕事、生活をしている人が大量にいることを想像しましょう。うん、比較的いい生活できてそう。
そして最後に、これまでの自分の成長とか積み上げてきたもの見返しましょう。今のこのいい感じの生活を作ってきたのは紛れもなく自分です。勉強して、就職して、仕事を始めて、学んで、失敗して、成長してきました。そしてここまで積み上げてきました。過去の自分よりはよくなってませんか?よくなってるはずです。ここでいうよくなってるというのはいろんなことを含みます。スキルがついた、この仕事をできるようになった、というはもちろんのこと、知ってることが増えた、こういう経験をした、と言うのももちろんよくなったことの一部です。
よっぽど家で何もせずにただ息を吸って飯食って寝るだけみたいな生活ではない限り、経験はどんどん積み上げられて、成長して、よくなっています。
その成長にしっかりと目を向けて、自分を褒めていきましょう。つまり最終的には「他人と比べるな。過去の自分と比べろ」ということです。
まとめ
これが私があの人と比べて落ち込んだ時に回復するためにやってることです。どうでしたか?少しでも参考になれば幸いです。
人間の感情は合理的ではなく、扱うのがとっても難しいです。こうだとわかっててもやっぱり時には感情に飲み込まれてしまう。それはしょうがないことです。大事なのは、感情に飲み込まれてるなと早めに気づいて、こう言う時はこう考えればいいだと言う自分なりの解を思い出すことです。もしなければその度に考えて、解を作っておきましょう。
でも感情があるのが人間で、それがまたいいところだと思うので、時にはその感情にそのまま飲み込まれたままでいたいもんです。